2022.04.25
ジョーブ博士の功績と、スポーツ医学の常識。
こんばんは★
いつもチリンを
ご利用いただき
誠に有難うございます。
「世界中に、ひと息ひと呼吸を」
chill(チル)の息子
チルの伝道者
Chillin'(チリン)の雨谷です。
さて昨夜のブログで
プロ野球ロッテから
大リーグのニューヨークヤンキースへ移籍し
活躍した
伊良部秀輝投手について
触れましたが
ロッテ出身の豪速球で
「令和の怪物」
佐々木郎希投手同様
毎週日曜日に登板し
活躍したので
「サンデー兆治」
と呼ばれた元祖が
村田兆治(むらたちょうじ)氏
豪快な「マサカリ投法」を武器に
200勝投手となり
野球殿堂入りしましたが
私が記憶にある
現役時代の村田選手の印象は
「ジョーブ博士の手術でカムバックした選手」
ジョーブ博士の手術とは
「トミー・ジョン手術」と呼ばれる
靭帯の移植再建術で
現在では珍しくないですが
当時は成功率5%未満
と言われていました。
こちらの記事から…
“村田兆治(ロッテ)は
1982年に右肘を故障。
様々な治療に取り組む傍(かたわ)ら、
座禅や滝に打たれる荒業まで行ったが、
肘の状態は一向に回復せず、
翌年、
ジョーブ博士の手術を受けることを決断した。
当時、
肘にメスを入れることは
タブーとされていた時代。
村田にとっても
トミー・ジョン手術は
最後の頼みの綱だった。”
座禅や滝に打たれるなど
精神修行的なことをすれば治るという
当時の日本野球界の
ケガに対する知識が
今では笑い話ですが
当時は他に
手が無かったのでしょう。
文は続きます。
“手術後、
過酷なリハビリに耐えた村田は、
1984年のシーズン終盤に復活。
本格復帰となった1985年は
開幕11連勝を挙げるなど、
17勝5敗の成績を収め、
カムバック賞に輝いた。
1989年には通算200勝を達成し、
最優先防御率のタイトルも獲得した。
1990年で現役を引退したが、
復帰後の成績は59勝50敗2セーブ。
村田の復活により
「トミー・ジョン手術」は、
日本球界でも
有効な治療法として認知されるようになった。”
このトミー・ジョン手術は
その後
当時巨人のエースだった
桑田真澄氏(Mattの父)や
「平成の怪物」
松坂大輔氏
現在
メジャーで活躍中の
ダルビッシュ有投手や
大谷翔平選手も
同様の手術を受け
カムバックしています。
そんな奇跡の手術をする
ジョーブ博士ですが
生前、
選手の肘や肩にメスを入れることに
積極的でなかったといいます。
続いて、こちらの記事を…
“ジョーブ博士は生前、
選手の大事な肩や肘に
メスを入れることに
積極的ではなかった。
スポーツ医学の観点から、
野球・ゴルフなどで発生する
スポーツ障害の「予防」に
力を注いできたことは
あまり知られていない。”
“大リーグ、ドジャースのチームドクターも務めた
氏の著書に
『ジョーブ博士の少年野球フィットネス・ガイド』
という、
少年野球の指導者や親向けに編まれた
解説書がある。
同書で多くのページが割かれているのが、
ウォーミングアップやストレッチ、
コンディショニングに関する記述である。”
“けがを防ぎ、
故障とどう向き合い、
克服していくか。
「柔軟性」や「調整力」という用語を使って
丁寧に説明する。
例えば、
「特定の動作がしなやかにできると、
ケガの危険性が減る。
野球選手は
からだ全体が柔軟でなくてはならない」
「重いおもりを1、2回上げるのではなく、
軽いおもりを正しい動作で
何度も上げることに重点を置くべき」”
“甲子園のヒーローが
登板過多などの影響で肩を壊し、
プロ野球で活躍できない例は
枚挙にいとまがない。
博士も生前、
日本のピッチャーの
肩の酷使ぶりを憂いたという。”
‘‘ピッチャーが最も注意すべき点として、
まず挙げたのが「投球数」。
投球数を制限することは
今となっては
少年野球においても「常識」だが、
練習で投げたりするときも
肩や腕に
試合と同じような力が加わっているという。
けがの大半は
試合中ではなく、
試合後の練習や、
ショートバウンドを拾ったときに起きている
というのが氏の持論だ…”
昨日の試合で
5回2失点、90球で降板した
佐々木郎希投手は
「疲れもある」
ということで
登録を一度、抹消されましたが
スポーツ医学や
スポーツ科学では
これは、常識。
ケガを予防する。
酷使しない。
「持続可能な」考え方が
日本のスポーツ界
特に
野球界に浸透し続けたら
人口減の
人生100年時代を迎える
日本という国の
今後にとって
間違いなくプラスだと
私は考えています。
※トレーニング前後の
コンディショニングにも◎な
チリン各店舗の
ご予約ご相談は↓
引き続き
感染対策実施して
お待ちしてます!
今日のチリンな一曲⭐︎
Jay-Z / (Always Be My)Sunshine feat. Babyface & Foxy Brown
三度、97年から
HIPHOPクラシック。
“Who be,
in a Japanese restaurant,
eating sushi,
Drinking sake…”
と始まる
Jay-Z(ジェイジー)のリリック(歌詞)と
クラフトワーク使いのトラック(曲)が
とても印象的な一曲です。