2022.01.23
本能以外は訓練、You Know My Steez
こんにちは⭐︎
今日も、やっテルよーっ!
「世界中に、ひと息ひと呼吸を」
chill(チル)の息子
チルの伝道者
Chillin'(チリン)の雨谷です。
さて昨日のJAZZの日に
私の伯父について
書かせてもらいました。
その中で
伯父の家に
大事そうに飾られていた額があり
それが
財団法人・日本生産性本部(当時)が
行っていた
「経営アカデミー・マスター」で
これが私が
元・日本生産性本部
研究調査本部長
兼・初代メンタルヘルス研究所長の
久保田浩也先生が主宰する
メンタルヘルスゼミナールに参加する
後押しになったと書きました。
そのゼミナールの初日に
渡された資料の中に
司馬遼太郎の
「本能以外は訓練」
という言葉がありました。
司馬遼太郎は
「坂の上の雲」をはじめ
私と伯父との会話に
頻繁に出てきた作家の一人で
私も影響を受け
4〜5年前に
横浜そごうで開催されていた
「司馬遼太郎展」を訪れました。
その帰りに
チリンの待合室に置く用に
おみやげで買った
「二十一世紀に生きる君たちへ」
こちらに収録された言葉が
「本能以外は訓練」
だったので
久保田先生とメンタルヘルスゼミナールに
ある種の、運命を感じました。
今日は
この「二十一世紀を生きる君たちへ」の
「本能以外は訓練」
の部分を…
“助け合うという気持ちや
行動のもとは、
いたわりという感情である。
他人の痛みを感じること
と言ってもいい。
やさしさ
と言いかえてもいい。
「やさしさ」
「おもいやり」
「いたわり」
「他人の痛みを感じること」
みな似たような言葉である。”
“これらの言葉は、
もともと一つの根から出ている。
根といっても、
本能ではない。
だから、
私たちは訓練をして
それを身につけねばならない。“
“その訓練とは、
簡単なことだ。
例えば、
友達がころぶ。
ああ痛かったろうな、
と感じる気持ちを、
そのつど
自分でつくりあげていきさえすればよい。”
“この根っこの感情が、
自己の中で
しっかり根づいていけば、
他民族へのいたわりという
気持ちもわき出てくる。
君たちさえ、
そういう自己をつくっていけば、
二十一世紀は
人類が仲良しで暮らせる
時代になるにちがいない。”
この「二十一世紀に生きる君たちへ」は
司馬遼太郎が
小学校用教科書のために
書き下ろしたものですが
私が
この本をチリンに置くために
購入した理由は
“ああ痛かったろうな、
と感じる気持ちを、
そのつど
自分でつくりあげていきさえすればよい。”
という部分が
チリンのセラピストとして
またチリンに関わる人間として
絶対に身につけ
忘れないよう
「訓練」して欲しいという
思いから。
同じ昭和11年生まれの
伯父と久保田先生
そして
作家・司馬遼太郎の言葉。
人生の奇縁を噛みしめております。
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・横浜駅東口(EastSide)店 045-900-1461
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今日のチリンな一曲⭐︎
Gang Starr – You Know My Steez (LIVE) 1998
前回に引き続き
無敵の最強ヒップホップデュオ
Gang Starr(ギャング・スター)のクラシックを
LIVEバージョンにて。
もし
「HIPHOPって、どういう音楽?」
と聞かれたら
歴史やウンチクを語るより
“The Real HIPHOP”
このYou Know My Steezを
聞けば分かるでしょ?
と、答えます(笑)