2021.02.27
「油断」せず。堺屋太一氏の遺言。
こんばんは★
いつもチリンを
ご利用いただき
誠に有難うございます。
今日の業務途中に
某家電量販店に買い出しに行った際の
人出の多さに
いささか不安を感じている
Chill(チル)の息子
チルの伝道者
Chillin'(チリン)の雨谷です。
新型コロナウイルスの
新規感染者数が
減少傾向にあり
緊急事態宣言も
解除の方向。
とはいえ、
やはり「油断」は禁物。
「なんとなくの空気」に流されず
「ひと息、ひと呼吸」を入れ
一人ひとりが
誰かの意見や発言ではなく
自分自身で考えたうえで
引き続き
感染拡大防止の行動を
続けることは
まだまだ
この時期には重要だと
私は強く感じています。
さて、「油断」といえば
デビュー作が
いわゆる「オイルショック」を予想した
「油断」というタイトルだった
作家の堺屋太一氏。
生前のインタビューで
“戦後の官僚主導の日本を壊し
明治維新、戦後に続く
「3度目の日本」を作れ”
と、
いわば「遺言」のように
こうインタビューで
おっしゃっています。
(2019年2月12日の日経ビジネスより)
“規格大量生産で、
官僚主導で東京一極集中、
終身雇用、年功賃金。
社会は核家族で
住宅は小住宅・多部屋式。
生まれたらすぐに教育を受けさせ、
教育が終わったら直ちに就職。
就職したら蓄財をして、
その後で結婚して子供を産んで、
家を買って、
老後に備えるために年金を掛けろと。”
“官僚が個人の人生設計まで
全てを決めていました。
それに従っていれば、
それなりの中流になれた。
いわゆる
ジャパニーズドリームですね。
逆に、
官僚が敷いたルートから外れると、
とことん損をした。
役人の言う通りに生きるのが良い国民で、
それに反するのは悪い国民だと。
だからニートとか、
パラサイトとか、
もう散々悪く言われるんですよ。”
“官僚が作った人生設計に従うと、
教育年限が伸びるに従って
結婚が遅くなるわけですよね。
その結果、
人口減少が
ものすごく速くなった。
〜中略〜
頭脳活動に関わりたい人は、
東京にすまなきゃいけない。
地方では住めない。
例えばマスコミであるとか、
貿易関係であるとか、
国際関係だとか、
これは必ず東京へ来いというような、
官僚の思うがままの日本を
つくったわけです。”
“一人ひとりの官僚は
そんなに大げさなことを
しているつもりじゃないんだけど、
全体としては
そういう官僚の意志が働いている。
いわゆる、
「大いなる凡庸」
という状態になっている…”
このコロナ禍で
出社せず
テレワークで出来る仕事が
たくさんある事に気づかされ
期せずして
「東京一極集中」から
分散傾向に向かっています。
自身も官僚時代に
大阪万博の企画・実施に携わり
成功を収め
のちに「沖縄海洋博」も
担当し
本土復帰後の沖縄の発展に寄与した
(プロ野球のキャンプなどを誘致し、沖縄を「健康アイランド」にしたのも堺屋太一氏)
「稀代のプロデューサー」
でもあった
作家や官僚のスケールに収まらない
堺屋太一氏の言葉は
変化せざるを得ない
このコロナ禍に
真っ直ぐ突き刺さります。
・横浜駅西口(WestSide）店 045-309-8941
Jay-z’s Live @ M.S.G 2003
前回に続き
ヒップホップの帝王
Jay-z(ジェイジー)の
2003年に
ニューヨークの
マディソンスクエアガーデンで行われた
引退ライブから。
ライブの冒頭
アメリカのプロレスで有名な
本物のリングアナウンサーに
入場のコールをさせる演出で
What More Can I Say?
という自身の曲で登場。
Jay-zが着てる
Biggie(ビギー)のTシャツ
横浜のラファイエットで買ったなぁ〜
とか
クエストラブを
ドラムに従えた
バンドセットでやるラップも
当時みんな真似してたなぁとか
青春時代を思い出してます（笑）