2022.12.06
サッカーにおいて最も重要なのは「アイデア」
こんばんは★
「世界中の人に、ひと息ひと呼吸を」
chill(チル)の息子
チルの伝導者
Chillin'(チリン)の雨谷です。
サッカー日本代表は
目標のベスト8に届かず
ベスト16で敗れました。
まずは選手、監督、スタッフなどの
日本代表チームに
「夢を見させてくれて、ありがとう」
と、お伝えします。
サッカーを通じて
日本の実力や立ち位置
日本人も、できる
という事がわかり
勇気をもらいました。
一方で
またもや
ベスト8の壁を破れず…
森保監督が言うように
“ボールを強く、
狙ったところに決めていくことにおいては、
日本と欧州であったり、
世界のトップを走るチームと
差があるなと感じてきていました。”
(試合後インタビューより)
という点においては
たしかに見ていても明らかでしたので
すぐにでも育成の段階から
より世界のトップを意識した
トレーニングが必要でしょう。
しかし
何か、もっと根本的に
クロアチアと比べて足りない
何かがあったのではないか？
プレミアリーグの名門
アーセナル所属の
冨安健洋(とみやすたけひろ)選手は
試合後
「断言はできないが」
と前置きした上で
こう語っています。
“日本人の育った環境だったり、
サッカー以外のところもそうですけど、
そこの本当の
根のところなのかもしれない。”
“サッカーは表面だけではなくて、
そこにはいろんな理由がある。
そこの表面だけではないところを
どれだけこだわれるか、
目に見えないところも
こだわれるかで
結果は変わってくる。
本当に
まだまだなんだなと思います”
「根のところ」
「目に見えないところ」
とは、
どんなところなのか。
クロアチアが分離・独立する前の
旧ユーゴスラビア代表を率いて
ベスト8に導いた
故・オシム監督についての
こちらの本には
自身の故郷
旧ユーゴスラビアのサラエボについて
こう語っています。(p.49、50)
“歴史的にあの地域の人間は
アイデアを持ち合わせていないと
生きていけない。
目の前の困難に
どう対処するのか、
どう強大な敵のウラをかくのか、
それが民衆の命題だ。
もちろんそれは
物を盗むとか、
人を騙すとか
そんなことではない。
今日は生きた。
でも明日になれば
何が起きるか分からない。
そんな場所では、
人々は
問題解決のアイデアを
持たなければならなくなるのは当然だ”
“同時にサッカーにおいて
最も大切なのもアイデアだ。
アイデアのない人間も
サッカーはできるが、
サッカー選手にはなれない。
でもアイデアは
練習だけでは身に付かない。
鍛えられない。
バルカン半島から
テクニックに優れた選手が
多く出たのは、
生活の中で
アイデアを見つける、
答えを出していくという環境に
鍛えこまれたからだろう。
さらに言えば…”
“ある選手が、
そういったアイデアを
身に付けているかどうかは、
サッカーのプレーを見なくても、
普段からの言動を見ていれば
予想できる”
「アイデア」は
確かに今回の日本代表
特に守備の強い相手に対しての
「攻撃のアイデア」が
足りなかったと感じます。
「生活の中にアイデアを見つける、答えを出していくという環境」
を身につけるには
現状は海外リーグに出て
生活することでしょう。
それと同時に
今回の日本代表の
権田、長友、酒井選手のように
海外リーグを経て
Jリーグに復帰して
還元するサイクルも
より重要になってくるかも
しれません。
また攻撃のアイデアについては
三笘選手のような
「突出した個」
を生み出すような育成に
目を向ける必要性を感じます。
具体的に言えば
「チーム練習」より
「自主練習」に
なるかと思います。
やはりどの世界も
一足飛びにはいかなく
「一歩、一歩」
今回の日本代表の敗戦を
私自身の人生にも活かし
歩み続けます。
今日のチリンな一曲⭐︎
GORE-TEX feat. NITRO MICROPHNE UNDERGROUND – Black List
「アイデア」というと
ヒップホップにおける
「サンプリング」も
アイデアの賜物。
こちらは
Dance the Kung-Fuという
ディスコファンクが
元ネタで
ヒップホップの本場
アメリカでも
2007年にDJ PREMIERが
サンプリングした
CLASSICという曲が有名ですが
このBlack Listは
それより前の
2004年にリリースされています。
プロデュースは
このブログでも
何度もご紹介している
日本が世界に誇る「掘り師」
King Of Diggin’
MURO氏。
日本人も
アイデアで勝負できるはずです。
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