いつもチリンを
ご利用いただき
誠に有難うございます。
例年以上に読みたい本だらけで
充実の「読書の秋」を過ごしている
チリン雨谷です。
それとともに
取り上げたい本の内容も
たくさんあるのですが
季節に限らず
毎月読み続けて
もうすぐ8年が経とうとしている
愛読誌「致知」から
重度のパニック障害と
30年近く闘い
克服した
作家の宮本輝さんの一文を…
“どうして自分は
こんな病気に罹ったのか、
小学生でも一人で電車に乗っているのに、
いい歳して乗れない情けなさ。
それから一日に何回、
死の恐怖を感じるか、
それが何十年続いてきたか。
毎日死というものに直面してくると、
なぜ五歳で死ぬ人と
百歳まで生きる人がいるのか、
その違いは何なのか、
という死生観に行き着く。
それが小説を書く上での
土台を作ったと思います。”
“発作が起きると分かっていて
電車に乗るって、
ものすごく勇気が要りますよ。
その勇気は
どこから出てくると思います?
自然には出てきませんよ。
自分の心から絞り出してくるんですよ。
そうすると
心の力のすごさを
自覚せざるを得ない。
心の力が
すべてを変えていくんです。”
“それと、
悪いことが起こるのは
思いがけない善いことが訪れるために
必要な前段階なんです。
一つの山の頂上から
さらに高い山へ登ろうという時に、
直線の道はないですから、
一遍
その山を下りなければいけません。
ただ、下りることがどれほど辛いことか、
頂上にいる時には分からないんですよ。
想像を絶したものがある。”
“だけど、そこで
のたうち回りながらも乗り越えて、
また麓から山頂に辿り着いた時に、
やっぱり最初の時とは違う
大きな境涯が培われていると思うんですよ。
一遍、谷へ下りないと、
次の峰には行けない。
これは道理であり、
僕の命そのものが感じたことですね。”
メンタルヘルスを学び始めて
この「パニック障害」に悩んでいる方も
実に多いと感じましたが
まさか宮本輝さんも…
宮本輝さんのように
当事者だった方が
克服した体験談は
何よりの処方箋。
高くジャンプしようとする時も
腰を落とし
低い姿勢から
跳ね上がります。
フーッと吐く
ひと息、ひと呼吸も取り入れ
乱れた自律神経(闘争逃走反応)
も整えて
次への飛躍のサポートができるよう
私も力になれたら
嬉しいです。
※今宵は満月。
女性にとって絶好の
デトックス&メンテナンスDAYです。
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雨ぶろ
今日のチリンな動画⭐︎
マラドーナ 神の手・5人抜き イングランドVS アルゼンチン (86′ ワールドカップ メキシコ大会)
あのマラドーナが亡くなりました。
このイングランド戦での
「神の手ゴール」と
「5人抜きゴール」は
ヒール(悪役)とヒーローという
マラドーナらしさが
最も表現された2ゴールですが
フォークランド紛争後の
アルゼンチンとイングランドの試合は
さながら「代理戦争」
という雰囲気。
後に私も
2002日韓大会で
この絶対に負けられない両国の試合を
観戦してきました。
この時スタジアム周辺で買った
アルゼンチンのユニフォームの
背番号は
もちろん
マラドーナのつけていた「10」。
このユニフォームを着ているだけで
「Maradona‼︎」
とアルゼンチンサポーターと
仲良くなれました(笑)
ですが
この「10」番のユニフォーム、
実はオフィシャルではなく
私がオリジナルに
マジックで
いろいろ書き足したもの。
背番号は
「はらたいら10点」
左胸に
会場の札幌リスペクトで
「ススキノFC」
右腕には
当時住んでいた
「Represent CHIBA」
アルゼンチンサポーターの方には
分からない
ふざけた細工をして
2度とない貴重な時間を
楽しんでました(笑)