2022.10.29
意志の力でなく「RASの力」。Brain
こんにちは⭐︎
「世界中に、ひと息ひと呼吸を」
chill(チル)の息子
チルの伝導者
Chillin'(チリン)の雨谷です。
さて「読書の秋」
ということで
今年も
おとといから11月9日までが
「読書週間」らしいです。
今日は
ちょうど
おととい読み終えた
こちらの本が
何度も読み返せるほど
ためになっているので
ご紹介します。
こちらはいわゆる
「自己啓発本」のジャンルに入ります。
世に出ている自己啓発本の多くが
「意志の力」
について書かれていて
読み終えた後は
やる気になるけど
それが持続しないなど
結局どの本も
同じような帰結になる気がしていて
私は以前ほど熱心に
自己啓発本を
読むことはなくなっていました。
しかし書店で偶然出会ったこちらは
「RAS」という
脳の「網様体賦活系」の
仕組みを理解し活用する
意志の力に頼らない
科学的根拠をベースとして書かれていて
目から鱗状態です(笑)
p.170 第7章「目標を視覚化する」
の冒頭から…
“RASは、
あなたが語りかけたとおりに
働いてくれる。
だから、
目標を「視覚化」するのは
とても大事だ。”
“RASは
「現実」と「想像」を
区別できない。
あなたが何かを想像すると、
RASは
それを実際に起こっていると
思いこみ、
体は、
その物事が
実際に起こっているかのように
反応する。”
“頭のなかで
目標を具体的にイメージすると、
そのイメージが
RASから潜在意識に伝わり、
潜在意識からの働きかけによって、
目標を達成する
あなたの力が高まる。”
“視覚化とは、
目を閉じて、
心に決めた目標の達成を
はっきりイメージすること。
自分が
どんな行動を取るか、
どう感じるかを想像し、
望む結果を手に入れた自分の姿を
イメージする。”
この「目標を視覚化する」の章では
イメージトレーニングは
スポーツの世界では
50年以上前から利用されている点や
心身医学の先駆者
アメリカの医師、
エドモンド・ジェイコブソンの
実験などを例に挙げ
(ちなみにジェイコブソンの「漸進的筋弛緩法」は、私がNPO活動で行っている「心の体操」でも取り入れている手法)
私にとって
学びの復習にもなっています。
文章としても
平易で読みやすいなと思ったら
著者は
20年ほど前に
日本でも流行った
「話を聞かない男、地図が読めない女」
を書いた
アラン&バーバラ・ピーズ夫妻。
「目標達成に必要なのは
意志の力ではないよ」
メンタルヘルスを崩しやすい方は
「思考のクセ」
に引っかかること多いですが
そんな方にも
おススメの一冊です。
※心身を整える
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アートフローリストから、どうぞ!
今日のチリンな一曲⭐︎
Jungle Brothers – Brain
これからの季節にピッタリな
温かみのあるビートが◎の
私の大好きな
チルなHIPHOP。
プロデュースは
HIPHOPバンド
The Rootsです。