2022.05.03
日本の良さ、日本人らしさで世界へ。(位置自慢)
こんにちは⭐︎
5月も、やっテルよーっ!
(ハマのB級グルメ「テル」より拝借)
「世界中に、ひと息ひと呼吸を」
chill(チル)の息子
チルの伝道者
Chillin'(チリン)の雨谷です。
一昨日
サッカー日本代表監督も務めた
イビチャ・オシム氏が80歳で亡くなったと
ニュースで知りました。
サッカーファンをはじめとする
多くの日本人に愛されたオシム氏。
親日家で
日本を離れた後も
日本のサッカーを
いつも気にかけていたようですが
日本を好きになる
きっかけは
1964年の東京オリンピックに
母国ユーゴスラビア代表として
参加した際に
敗戦から20年も経っていないのに
近代的な都市になった
東京の街並み
そして
練習の合間に
サイクリングがしたいとの要望に
無償で自転車を手配してくれたスタッフや
サイクリングの途中で
梨をくれたおばあちゃんなどの
日本人の優しさ、ホスピタリティ
だったようです。
オシム氏が日本代表監督になる前に
監督をしていた
ジェフ市原(現・千葉)時代に
コーチだった江尻篤彦氏は
こう語っています。
“オシムさんは日本らしい、
日本人がやるサッカーをするべきだと
すごく言っていた。
第二次世界大戦で敗北した日本が
何十年で近代化に移行して先進国になった。
侍の時代から脈々と受け継がれる
規律とか組織を大事にする文化とか、
そういうものを取り入れて、
「日本化」と言っていたんですけど、
日本人にしかできないサッカーで
世界に打って出ることは絶対にできる
と言っていた。
体は小さいけど
すばしっこいし、
最後までやり切る
メンタリティーも持っている。
組織も大事にする。
必要なものが
文化としてあるじゃないかと
よくおっしゃっていた。”
日本人の
本来持っている
良い面を出していけば
サッカーの世界でも
戦後の高度経済成長のような
急激な成長で
世界を驚かせることができる。
そのような夢と野望が
オシム氏を突き動かしたのでしょう。
残念ながら2007年に
脳梗塞を発症し
道半ばで
日本代表監督を
諦めざるを得なくなりましたが
今でも
あのまま
オシム氏が
日本代表の監督だったらと
夢を見るサッカーファンは多いでしょう。
4年前のロシアワールドカップ後
オシム氏は
こう述べています。
“世界が今、
日本をどう評価しているか
きちんと調べればいい。
世界は日本を怖がっている。
技術があり、
頭が良く、
努力できる。
そうした日本の良さを
伸ばしていくことが重要であり、
果たして
今の流れを変える必要はあるだろうか”
日本サッカーが歩んできた道
そして
日本人自身を
信じて進みなさいという
心強いメッセージ。
最後に、こう語っています。
“私のほうが日本人じゃないか。
あなたたちよりも
日本の良さを知っているから”
「オシム語録」
と呼ばれた
数々の言葉の力。
オシム氏の
ご冥福をお祈りいたします。
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お待ちしてます!
E.G.G.MAN – TEXT:日陰の歩き方(Sun Set Sheep Version)
5月の1発目は
以前もご紹介した
「羊の皮かぶった狼」こと
E.G.G.MAN(イジジマン)の
ソロの別バージョンから。
私は長年
この曲のサビは
“一番、E.G.G.MAN×4
Repesent(レペゼン)×6
SOUL SCREAM(ソウルスクリーム)”
だと思い
「地に足ついたヒップホップ」
を表現する
SOUL SCREAMのメンバーにしては
自己主張だいぶ強いな!
そう思っていたのですが
実は
“E.G.G.MAN”
の部分は
“位置自慢”と
交互に繰り返していると
最近知り
そのあと
Repesent(代表)
SOUL SCREAMと繋がる
E.G.G.MANの地元で拠点の
千葉が
一番で自慢だ、と
レペゼンは
SOUL SCREAMだ、と
非常に
ヒップホップらしい
表現の一曲となっております。